ヒミツのカギで開く宝箱

micro:bit のロゴマークを触っている間だけ、宝箱のフタが開きます。
フタが開く条件をアレンジして、自分だけが開けれる宝箱を作りましょう!
フタはサーボモーターを使って開閉します。


使っている機能

  • タッチセンサー
  • 入出力ピン(サーボモーターに利用)


用意するもの

ワークショップモジュール

サーボモーター(FS90)


組立


設計図PDF組立資料を見ながら組み立てましょう。




サーボモーターについて

サーボモーターを初めて使う人は、まずチュートリアルの「サーボホーン」「micro:bitとの接続方法」「プログラミング(MakeCode)」をチェックしましょう。

チュートリアル

※初めて micro:bit で遊ぶ場合は、micro:bit チュートリアル「初めてのプログラミング」にチャレンジしてみてください。


サーボホーンのとりつけ


角度「180」のとき、左画像のようにフタが開いているようにします。






こちらのプログラムを micro:bit に書き込んで、ワークショップモジュールの電源をONにしてみてください。

※「端子」はサーボモーターを接続しているピン番号に設定してください(詳細)。



1秒ほど待つと、サーボモーターの軸が回転したかと思います。一旦ワークショップモジュールの電源をOFFにして、左画像の向きで、サーボホーンをサーボモーターの軸に、はめこんでください。

※もともとサーボモーターの軸が180°の向きだった場合、電源をONにしても軸は動きません。




もう一度、ワークショップモジュールの電源をONにしてください。左画像のように、フタが開いていたらOKです。




プログラム

micro:bit のロゴマーク(タッチセンサー)を触っている間だけ、サーボモーターが動き、箱のフタが開くようにしてみました



プログラムURL:https://makecode.microbit.org/_cTyeztXksTx9
※こちら画面のプログラムをMakeCodeで開く方法はチュートリアルを確認してください。

 条件判断


ロゴマークを触っているかどうかで動作を分けています。
このように、条件を指定して、条件を満たす場合/満たさない場合で動作を分けるプログラムを条件判断といいます。 「条件判断」のプログラムを初めて作る人は、チュートリアルも確認してみましょう。


 サーボモーターの角度

角度「180」のときにフタが開いた状態となるようにサーボホーンを取り付けました。 そのため、角度「70」あたりのときに、フタが閉じた状態になるはずです。 もしフタの閉じ方があまかったら、角度「70」の数値を「60」にしてみるなど調整してみてください。




発展:複数のセンサーを使って開く


ロゴマークをタッチしながら、micro:bitを右に傾けている間だけフタが開くようにしてみました。



プログラムURL:https://makecode.microbit.org/_czKfVuFx35sk

 傾斜(けいしゃ):ロール

右に傾けているかどうかは、「傾斜(°)ロール」ブロックを使って調べています。

傾斜(°)ブロックを初めて使う人は、チュートリアルで使い方を学びましょう。こちら


 ポイント:ツールボックス「関数」

サーボモーターを動かす部分を関数にすることで、宝箱の開閉どちらを行っているか、わかりやすくしてみました。

関数については、チュートリアルを参考にしてください:こちら


micro:bit のいろいろなセンサーを使って、自分だけの秘密の"カギ"を作りましょう!

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