micro:bit用ロボットベース(ラインセンサー)

micro:bitで動かす、モーター駆動の車型ロボット。ラインセンサーを搭載しています。micro:bit v1系、v2系、両方対応しています。
高校「情報Ⅰ」に対応したプログラミング教材として、佼成学園中学校・高等学校と共同開発しました。本教材(試作品)を使った研究授業は「令和3年度公益財団法人東京都私学財団賞」を受賞しています。


活用例:配膳ロボット


型番/SKU と販売価格

ご購入後すぐにお使いいただける【組立済】バージョンと、お客様による組み立てが必要な【未組立】バージョンをご用意しています。
組み立ては、ドライバーを使った30分程度の作業です。組立手順はこちらPDFをご確認ください。

  • micro:bit用ロボットベース(ラインセンサー)【未組立】
  • micro:bit用ロボットベース(ラインセンサー)【組立済】

おまとめでの購入をお考えのお客様には個別手配にて対応いたします。 ご購入に関するご案内をご確認ください。


内容物

  • ロボット一式 × 1セット
  • シール × 1枚
  • 簡易説明書(PDF

※【未組立】商品には、組立説明書(PDF)も同梱しています。
※別途、micro:bit と単3電池3本をご用意ください。


micro:bit使用ピン番号

  • P0 ~ P2:フォトリフレクター。アナログ値(0〜1023)で読み取ります。
  • P13:モーターの回転方向を制御します。デジタル値「0」のとき画像上方向に、「1」のとき画像下方向に回転します。
  • P14:モーターの回転スピードを制御します。アナログ値「0〜1023」で指定します。数値が大きいほど速く回転します。
  • P15:モーターの回転を制御します。デジタル値「0」のとき画像上方向に、「1」のとき画像下方向に回転します。
  • P16:モーターの回転スピードを制御します。アナログ値「0〜1023」で指定します。数値が大きいほど速く回転します。


フォトリフレクターについて

フォトリフレクターには、赤外線を発光する LED と受光するセンサーがついています。


赤外線の反射量でセンサーの値が変化します。反射が大きいほど(白のとき)センサーの値は 0 に近づき、反射が少ないほど(黒のとき)センサーの値は 1023 に近づきます。

この仕組みを利用して、本商品では白色/黒色のラインを検出する機能を作ります。


フォトリフレクターの隣には、調整用トリマー(可変抵抗器)があります。フォトリフレクターを使っていて「感度が高い/低い」と思った場合は感度を調整してください。時計回りに回すと感度が低く(センサーの値が大きく)なります。


使い方

micro:bit は、背面が電池側に向くように装着してください。


スイッチを ON にすると micro:bit に電源が入り、書き込んだプログラムが動きます。スイッチ横にある、小さな丸い凹みがある方が ON 側になります。電源が入ると、スイッチ下部にある、ケース内のLEDが赤く光ります。


動作確認用プログラム

※MakeCode用プログラムの開き方はチュートリアルをご確認ください。


カリキュラム例
2021年度、2022年度で佼成学園さまにて活用しました。2021年度に実施した研究授業は「令和3年度公益財団法人東京都私学財団賞」を受賞しています。


【概要】

  • 題材として、飲食店で普及し始めている「配膳ロボット」を設定
  • 配膳システムに必要な機能(店内を周回する、指定されたテーブルにモノを運ぶなど)を課題として設定
  • 実際にレストランのミニチュア模型内で動かし、設計した通りに動作するか確認する
  • 課題を1つずつクリアしていくことによりプログラミング的思考を身に着ける
  • micro:bitのプログラミングにはMicroPython(Pythonの一種)を利用

【生徒の様子】詳細は、研究報告書「6. 分析と考察(P.51~)」記載

  • 配膳ロボに愛着をもつ生徒が多く、とても意欲的に学んでいた
  • トライアル&エラーをたくさん行っていた
  • 作ったプログラムが正確に作動した際に達成感/喜びを感じていた
  • アイディアをもとにオプションパーツを追加し、各自カスタマイズできるところが好評だった(音を出す、光らせる、旗を振るなど)

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